セルフメンテナンス

反り腰+O脚と内もも筋の切ってもきれない関係

1.内ももが使えないと何が起こるの?

今回は内もも、内転筋群についてです。

名前の通りの筋肉で、骨盤を安定させながら脚を内側に引き寄せる働きのある筋肉です。筋肉について詳しくは後ほど。

内もも。使えないとどういう事が起こるでしょうか。

たるみや太ももが太くなる元を作る根元でもありますが、この内もも使えているか使えていないかで姿勢や痛みの有無とも関連が深いのです。

単なる筋力がない、という状況ではなく、使えていない、のです。使えていないということは、他の筋肉が代わりに働きを補うことで姿勢を保つ、歩くなどができているわけです。

使えていないと何が起こるのか。

例えば、

●O脚

●反り腰

●膝の痛み

●臀部の張り・硬さ

●骨盤横の筋肉の張り・痛み

●腰痛

●しゃがむ、立ち上がり時の痛み

などなど。

結構ありますよね。

この状態が続くと膝への負担はかなりかかるので今から使っておいた方が良いですよ。

施術でも、内転筋群を緩めないことはないくらい、どの方も必ずと言っても良いほど緩めます。

この筋肉が使えていないということは、硬くなっているということ。硬くなると、上記の事柄が起こるだけでなく・・・腸腰筋も緩まないんです!

相互作用が強いので必ずと言って良いほど緩めるわけなのです。

 

2.内転筋群の正体

内転筋群は6つの筋肉の総称です。

脊椎から出ているのは大腰筋。骨盤内側から出ているのは腸骨筋。合わせて腸骨筋。

その下にあるのが、骨盤から大腿骨の内側に走っている筋肉が内転筋群です。

ごちゃっとなっていますが、恥骨筋・長内転筋・短内転筋・大内転筋・小内転筋・薄筋6つの筋肉が内転筋群です。

名前の通り、骨盤を安定させながら、脚を内側に動かしてくれます。

この骨盤を安定させながら、がポイントになります。歩く際も、ただ脚を持ち上げて下ろして、と繰り返しているわけではありません。

外側と内側の筋肉がバランスよく働くことによって、片脚で着地している際にバランスを保ってくれているのです。片脚に乗りながら重心移動し、反対側の脚へと体重が移っていき、その際にも活躍してくれています。

3.内転筋群が使えていないと何が起こるのか

ですので、内側の筋肉が使えていないと何が起こるか・・

外側の筋肉ばかり使うことになります。そうすると、どんどん外側に重心がかかり、骨盤横にある大腿筋膜張筋をはじめ、外側の筋肉ばかり使うことになります。

ガニ股の方やO脚の方は大抵内側の筋肉を使っていないので外に外に脚が逃げて行くのです。

骨盤横の大腿筋膜張筋が硬くて緩まない、脚の外側ばかりいつも張ってしまう、という方は、その部分を緩めるだけでなく、根本的に外側ばかりに重心をかけている使い方を変えない限り緩み続けることは難しいですね。

内転筋が使えていないと、外側だけでなく大腿直筋など正面にある筋肉もより多く使うことになるので益々バランスは崩れていきます。

また、反り腰も内側の筋肉が使えていないことでも生じます。

内側の筋肉は脚と骨盤を支えていますので、骨盤を立たせる、というよりは出っ尻にならないように骨盤を前側に引っ張ってくれている、といったほうがわかりやすいでしょうか。これが骨盤の安定という理由なのですが、

●両足で立ち、足幅を狭めれば狭めるほど骨盤が倒れてお尻が出てしまう

●両足を揃えたままお尻の穴をキュッと縮める事が出来ない

そういった方は内転筋の力が弱いために骨盤と脚が引き寄せられず骨盤が逃げてしまう現象が起きている場合があります。

お客様の中でも、内転筋が弱いために骨盤が立たず内転筋以外の筋肉を使いすぎて腰痛、しゃがむ際の痛み、脚の張りが再び再発する方も多いです。

緩めても戻ってしまう、というのは緩めても使い方が変わっていないので再び硬くしてしまった、ということなのです。緩めることも大事ですが、そうなった要因である使い方も変えなければ根本解決には至らないんですね。

4.内ももを使う!

切っても切れない関係ならば・・使うしかないですよね!

内ももを鍛える方法は多々あります。トレーニング方法を調べて頂ければいくつか出てくると思います。

ロードバイクやダンサーの方など、スポーツなどで使う場合は相応の適したトレーニングをした方が良いですが、普段の生活の中での使い方を変えたいのであればやはり普段の使い方で鍛えて行った方が効果的ですよね。

方法

地味に、立位でお尻の穴にキュッと力を入れ内ももの力を入れつつ骨盤を前側に引っ張り出す様に骨盤を立たせ続ける、という方法もありますが、イマイチわかりにくいので私はこの方法が好きです。あ、度々私です。

①骨盤の前と後ろに手を当て、骨盤が倒れないように触れておく

②つま先を少し開き(両側30度くらい)、踵はくっつけ過ぎず指一本分くらいは開けておく

③そのままゆっくり膝をつま先方向に曲げて行く。行けるのならば下まで腰を下ろす。骨盤が倒れてしまう様なら倒れないギリギリの所まで腰を落とす。

返りがポイント!まず、踵がつく所まで膝を伸ばす。一呼吸置いてから、踵から内もも付け根までジッパーが付いているかの様に脚の内側をつけていき、骨盤を引き上げながら膝を伸ばす。

あくまで、内ももの付け根まで使う事がポイントです。この立ち上がる最終域がポイントなのです。

ここで頑張ってお尻の穴にキュッと力を入れて骨盤が倒れない様に引き上げるのです。

わかりにくい。。。という方はつま先立ちもやってみて下さい。爪先立ちの方がバランスを中心から逸れないように力を中心に寄せやすいので骨盤が倒れにくいんですよね。

そもそも爪先立ちがキツイ、という方は先ほどの方法でやってみて下さいね。

動画は撮る場所が微妙だった為つかまる場所が不安定ですが、ぜひ安定する場所につかまってやって下さいね。

内ももかなり使えていますね、いいですね。イメージはこういう感じですね。

O脚でお悩みの方はぜひやってみて下さい。私も10代の頃O脚にしてしまったので骨のズレもあり治りにくかったんですが内ももを使えるようにしたら膝がくっつくようになりました。もう少しです。

脚外側の筋肉が張りやすい方、外側に重心が乗りやすい方もぜひ。

私は、走る際に外側に重心が乗りやすく骨盤横の大腿筋膜張筋が張り痛みも出やすかったのですが、内ももが使えるようになってからは走っても大腿筋膜張筋に痛みが出ることはなくなりました。

あと反り腰の方も。女性は特に骨盤を立てる力が抜けやすいので、どうしても反り腰、骨盤が倒れやすく、内ももの出番がなくなってしまうんですよね。

高齢になって行くとどんどん骨盤を立てる力が弱まり、膝への負担が激増するので日々使えるようにしておくと良いですよ!

もっと内ももを綺麗に使いたいな、という方はバレエの動きを参考にしてみて下さい。

筋肉をバランスよく使い、痛み違和感をなくすだけでなく健康的で綺麗なからだを目指して♪

fumi

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