この投稿は7分で読める投稿です✨
こんにちは☺️
今回は、大腰筋の特徴から効果的な動きやケアを考えていきたいと思います🎶
目次
1.効果的に働かせるにはどうしたら?を考えてみた
効果的に筋肉を働かせる一番の方法は、
「この筋肉が働くのはこんな感覚か」
と体得することだな、と自分自身の身体創りの経験だけでなくお客さまの変化を見ていても思います。
しかし。
腹部は働く感覚が分かる筋肉であるものの、
大腰筋となると実態感として「あぁこれが大腰筋が働く”感覚”ね!」と感じることは結構難しい💦
また、これまでスポーツ経験がなく、身体の動きを感覚で感じたことのない方にとってはこれは至難の業。
ならば。
体感の次に働かせやすくなる方法としては、
筋肉が動いているイメージを脳内で作ること
はどうなかな、と。
例えば。
全くやったことのない動きを習得しようとしているとします。
言葉で伝えられるより
画像や動画で動きを伝えられた方が実行しやすいですよね。
これは、画像や動画を見ることで、自分の身体に投射させて(ミラーリング)、実行に移す前に頭の中で動きが勝手に行われます。
一度脳内で実行されているので、次はそれを脳から身体に指令を出して実際に身体を使って実行に移すので精度が上がるのです。実質2回目ですから。
動き自体の習得には動きを見れば良いのですが、
筋肉を働かせるには動きだけ見ていても効果的には働かせられません。
その動きをみても筋肉透けて見えませんし、その動きには複数の動きが関与していますので。
動き模倣になってしまい筋力強化に繋がっていない場合が多いのは、こういった背景も一つの理由としてあるのかな、と思いました。
(トレーニングが悪い、方法を真似するのが悪い、と申している訳ではありませんよ!!☺️筋力ついてこない、変わらない、他の箇所が固くなってしまっている、とご相談を受けることが多いので効果的な方法はないか、と考えているだけですので💦)
とは言え。
この方法は難しそう、と思う方の方が多いと思いますが、それはそうです。
今までやったことのない方法は誰でも「難しそう=出来なそう」と思います。
わたしも然り。
ということは。
「イメージ出来そう」
と少しでも思えれば良いのではないか✨
2.大腰筋が伸び縮みしているイメージ
そこで、今回はこんなものを用意しました。(音あり)
※大腰筋は実際には肋骨にはついてなくて、脊椎についています。(12胸椎から5腰椎まで)今回はゴムを使って伸ばす縮む動きを再現したかったので肋骨に引っ掛け外れないようにしました。
画像だとこんな感じです。
この画像を見て、動きをイメージできるのは身体の専門家か、スポーツを極めている方か、とてもマニアックに勉強されている方くらいではないでしょうか。
ではもう一度。
骨の動き、ではなく、ゴムの伸び縮みする様子に着目してください。
どうでしょうか?
これを見ると、
足の動きは股関節から起こっているのではなく、臍あたりから起こっているとイメージできるのではないでしょうか✨
以前インスタであげた、
この内容もイメージしやすくなるのではないかと☺️
3.起始停止は知らなくても良いけれど、始まりと終わりがどの辺りかは知っておいた方が良い
以前ライブの際に、起始停止までは必要ないかな、とコメント頂きました。確かに知識としてはいらないと思うのですが、その筋肉の始まりと終わりがわからないと動きがイメージしきれない、場合があります。
大腰筋のように2関節に渡って走行している筋肉は特に当てはまります。(脊椎ー骨盤、骨盤-大腿骨。一応2関節の分類)
二頭筋も然り。
実際に起こる動きは、大腿骨が骨盤側に引き寄せられるor脊椎が大腿骨側に引き寄せられる、ので、
前者であれば股関節の動き(骨盤と大腿骨の繋ぎ目)のみイメージするかと思います。
でも実際に起こっているのは、臍あたりから大腿骨を引き上げて、結果として股関節の動きが出ているのです。
え、そんなのどっちでも良くない?😂
と笑われる方もいるかもしれませんが、この認識の違いで
→「腹部に力が抜けて」(股関節の動きなら腹部関係ないでしょ)、
→大腰筋は働いていると思っても実際は全く働いていない
事実が作られます。
起始停止は知っている必要はありませんが、臍あたりから大腿骨にかけて走行していて、こんな動きをしている、ことは知っておくほうが良いかと思います☺️
4.歩き方の違いによる大腰筋の動きの違い
最後に、歩き方でこんなに働きは異なることを見ていただき、今回の投稿は終了としたいと思います☺️
大腰筋がよく働く歩き方
よく縮み、よく伸びる。
大腰筋がほとんど働かない歩き方
縮むこともほぼなく、伸びることもほぼない。
同時に見ると違いは歴然。
大腰筋は伸ばされることで縮まる力も発揮されやすい、と投稿したこのInstagram(2023.10.4)もイメージしやすいのではないかと思います。
大腰筋が縮み、働くことが少ないと、
腰椎を引っ張り反り腰になる要因にもなりますので、普段から歩くついでに大腰筋を働かせて、
腰痛防止
反り腰防止
に繋げることをお勧めします✨
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