1.抜けない肩の張り・・・
こんばんは。
平成も残り一ヶ月。「平成」と名のつくグッズや地名、平成最後の〇〇イベント、など色々あるそうですね。
今だけ!イベントに関心がほぼゼロの私ですが、新元号は楽しみです。昨日ネイルサロンに行きましたところ、隣のお姉さん方が新元号について話しているのを横耳で聞いていました。
公的なもので新元号で準備を始めなくてはならないものは既に知らされているそうで、他言厳禁。話してしまうと罰則があるようです。
個人情報よりある意味重いですよね、どんな罰則なんでしょうかねー。そういう話を聞いて初めて、あぁそういう特別な仕事に就いている人もいるよな、と新たな気づきですね。
そんな新たな時代がはじまりと共に、年度末なこともあり仕事がわんさかだった方もいるのではないでしょうか。
ここ数日・・・
皆さん硬くて本当に、、もうっ!( *`ω´) と、なるくらい皆さん、まー、硬い!笑。
肩甲骨がまず動きが悪い、
腕も硬い、伸びない、
同時に胸郭も動きが悪い、
あなたも。あなたも。あなたもー!
なんじゃこらー。
上半身がとにかく動いてない。がーん(´Д` )
笑。
ま。こちらもプロなので何事もなかったかのような身体を目指して一心不乱です笑。
中でも、
デスクワークで座り続けPCを操作し続け、いつもやっていた身体のケアができていなかった方が、明らかに身体おかしくなっておりました。
日々のケアが無いのとあるのとではこんなに違うのか・・・と感心してしまった程です。
定期的にご来院頂いている方なの、使い方は私の身体に刷り込まれているのであらかた緩める場所は想定がつきました。
が・・・
肩甲骨周囲を徹底的に緩めれば普段はするっ、と肩甲骨が下がり頸部の硬さも肩の張りも緩むのに。。
肩甲骨が下がらない!
肩甲骨周囲の筋肉は緩んでいるのに!
こんなことって・・
あるんですよ\(*´▽`*)/
2.原因、ズバリ、ここ。
どこが悪さをしていたかというと・・
ここです。
内転筋群と言われる筋肉です。
骨盤と、大腿骨内側を繋ぐ筋肉です。
働きとしては、付着部分から想像できるように、大腿骨を内側に引き寄せる働きがあります。
大内転筋は特に、膝付近に血管が通路道があり下腿の血流にも関連があります。
この筋肉たち。
座っている時、働いていますか?
・・・。
骨盤を常に立たせて倒さず座っている方なら働いていると思いますが、
多くの方は長時間座り続けると骨盤が倒れるので、骨盤と大腿部付け根付近の力が抜け、足は外側に引っ張られ、内側はノーマークになるのではないでしょうか。
「使ってないのに・・」
そうなんです。
使っていない。
だから硬くなる!のです!!
(゚Д゚≡゚Д゚)
硬くなる、と言うよりは、短縮している、と言った方が適切かもしれません。
使っていない、伸び縮みされる機会がないので筋肉はその状態を維持しようとし、短くなります。
そうなると、可動域一杯に伸び縮みできなくなるだけでなく、伸び縮みする機会が損なわれることで筋膜との滑りも格段に悪くなります。
そうなってしまうと・・・
そこから身体の中心部分に位置する他の場所も引っ張られ筋肉が張り硬くなり始めてしまいます。
この時お客様も、
「足?足ですか?そんなことあるんですか?」
と。
明らかに張って違和感があるのは肩。
なのに原因は足。
ナンテコッタ。ですよね。
この後、肩には触れず、この内転筋群を緩ませたらスルスルっと肩の張りは緩み、肩甲骨は見事に下がりました。
(あくまで、この時は肩甲骨周囲の筋肉を徹底的に緩めたので、最後の引っかかりの内転筋群を緩めたら抜けたのです。内転筋群だけが要因なわけではないですよ)
内転筋群が緩むと、骨盤と大腿骨がすっと離れる感覚があるんですよね。詰まっていた足が余裕が出るというか、関節が緩んで緊張が解ける感覚が。
逆をいえば、
これらの筋肉が緩まない原因が肩にある、と言う場合もあります。
この場合は、肩甲骨周囲を徹底的に緩めると、今までビクともしなかった足の硬さがするっと抜けます。
人の身体というのは本当に不思議ですよね。
今まで「筋肉」という単体で見ていた身体を、「筋膜」を加えて、人の身体を一つなぎに見ていくと、今まで見えなかったことが見えてきます。
今まで、どうしようもできないと思っていた張り・硬さ・痛みも解決の糸口が見つかるようになるのです。
あらゆる視点から、この不思議な未知なる人の身体というもの見ていくと開けていくことがたくさんあります。
もちろん、簡単に開けることばかりではないですが、開けた時に、可能性が見えた時こそ嬉しいことはないですよね。
3.緩め方
緩め方も載せますね。
内転筋群を緩めるには、こんな方法はどうでしょうか。
足底を使って緩ませる方法
5:46〜(説明はとばしてもらって問題ないです)
寝ながら反対側の足を使う方法
7:12〜
内転筋群は足の外側の筋肉との繋がりも深いので、外側が張ってしょうがない方も内側は緩めると良いです。
緩めた後は、もちろん使えるようにしてくださいね。
そして、長時間座る姿勢をするなら座る時に使う筋肉を鍛えてくださいね!
fumi
お知らせ
2019年GWは、いつもながら当院は祝日は特に関係なく開いておりますので通常通りです。
長引く肩こり、首の痛み、腰痛 、取れない硬さや張り感は当院にお任せ下さい。根元から緩ませますよ!
からだの違和感・重だるさ・快適なお身体をキープする定期的なメンテナンスもご相談下さいませ。
お問い合わせは整体院華羽まで。