修復

施術ノート(修復):左膝下、外側の痛み

こんにちは😊

1.今回は、左膝下外側の痛みです。

腓骨頭の少し下ですね。

修復のカテゴリーにしたのですが、持続的な痛みではなく、「長時間座った後に痛みが出る」「翌日までは残らない」程の状態で、痛みがでてもご自分でケアできる方なので『欲を言えば痛みが出なくなるといい』とのご希望でした。

思わずフォントを大きくしてしまいましたが、これこそ“自在な身体”の極みですよね😊自分で自分の身体のコントロールをされているのです。
お越し頂く前は毎日リリカ(鎮痛薬)を長年服用されていた方で、飲んでいても痛は取れないと仰っていました。施術を行いながら、日々のケアを欠かさず使い方も日々変えておられて、お越し頂く様になってから服薬の必要は勿論なくなっています。

その方が先日仰っていた言葉が、「痛みは出ますけど、自分で治せるからいいんですけどね」と!!!テンション上がりました😆w(現在は月に1度、セルフケアではケアしきれない部分や深さの筋肉・筋膜の硬さや偏りを完全リセットするためにお越し頂いております)

欲を言えば、と仰られたら更に高みを目指すしかないですよね✨

 

2.インバランスが起きていた場所は?

座っているのに、なぜ🤔という感じですよね。

普段の姿勢は見れないため、身体をみながら使い方を判断します。身体を評価した限りでは、上半身の崩れが要因で起こっている様でした。姿勢自体は大きな崩れはなく整っているのですが、やはり長時間同姿勢となると筋肉は疲労しますし、耐久力の兼ね合いもありますから崩れてきてしまうんですよね。

全身の中でインバランスが起こっていたのは、二箇所。

右腹部と左背部でした。(破線は裏側という意味です)

右腹部が硬くなっていることにより、右胸郭(背部)の動きの低下が見られました。左背部は、体幹部のインバランスがあり、肩から腕にかけては少しのインバランスでしたね。

これらの箇所が左膝下外側にどんか関連があるかというと、筋膜による繋がりです。筋肉自体は勿論離れてついていますが、筋肉の上を走る筋膜が繋がっているので、影響を受けるのです。

 

3.右腹部と左膝下外側の関係性

筋膜配列には、動きの方向性の数だけあります。動きには、前後の動きや捻る動きなど複数の方向への動きがありますよね。その動きの数だけ配列があるということです。

今回は、

左背部の同列の配列ラインのインバランス(青線)

体幹の斜めの配列ラインのインバランスと下肢の斜め配列ラインのインバランス(黄色線)

による筋膜ラインのインバランスによって、左膝下外側に負担がかかり「痛み」として現れている様でした。

様でした、と記載しているのは身体に現れている状態から読み解くとそのような状態で、ご来院時に痛みは感じておられないので整えた上で日々のケアにこれらを整えるケアをプラスして頂き変化の有無を検討して断定できる形なのでこの表現で書いています。

 

4.筋膜配列ラインは、要は「身体の使い方」

配列ラインや、筋膜の繋がり、と聞くと何か難しい身体構造のように見えますが、要は「そうした身体の使い方をしていた」ということなのです。

先ほどの配列ラインのインバランスも、

✔︎脊椎が丸まり

✔︎右に重心が偏った

座り方が続いたことによるものです。

脊椎丸めて、上半身を右に崩してみてください。その座り方をすることにより先ほどの配列ラインのインバランスが起こるのです。左下肢に痛みが起こるのは単純に、右に重心が傾けば、バランスをとって左側に力が加わります。右に崩れたままではパソコン操作しにくいはずですので、左足に力を入れて左に身体の中心を持ってこようとするわけです。

バランスの取り方はその方もにもよりますので、肩でバランスを取る方もいます。施術時に普段の姿勢は見れませんので、筋肉・筋膜、他組織の状態からインバランスを見極める必要があるので要因としては先ほどまで書いた様になるわけです。

身体からある程度使い方が想像できるので、継続で診させて頂いている方は、使い方が変わったな、今回はいつものインバランスがないから何か変えたのかな、などもわかるのです😊

 

5.同じ箇所の痛みが現れていても要因は人によって異なる

先ほど書いた要因は斜めの配列と同列の配列の筋膜のインバランスでしたが、他の方で同列のインバランスのみの方もいます。他の配列ラインのインバランスが加わる方もいます。

このように何故人により要因が異なるのかというと、「使い方が違う」これに尽きます。

例えば。

あなたが腰が痛いとします。同僚の同年代の同性の方も同じように同じ場所に痛みを感じている方がいます。その方とあなた、身体の使い方は全く同じになりますか?異なりますか??

同僚の方であればある程度同じ業務である可能性がありますし、同性で同年代であれば使い方も多少似てくると思います。それでも「全く同じ使い方」をしているとは言えないと思います。

筋膜は動きの方向性を決める組織です。使い方(動き)が違う、ということは【筋膜の使い方も違う】ということなのです。そのため、インバランスが起こる箇所も配列も異なるのです。

 

6.痛みを感じたら全身の崩れをみてみる

なんとなく、でも良いんです😄

これとは関係ないだろう、と思たことでも関係していることもあります。長時間同じ姿勢を続けると痛む場所があるなら、要因動作は「長時間の同姿勢」、姿勢の崩れによる痛みであることはかなりの確率で高いと思います。

時間が経過するとどの場所が崩れ始めるのか!?これこそ、痛み要因の解決ポイントかもしれません。

崩れをみると供に、長時間同姿勢により明らかに硬くなる場所は都度その日のうちに緩めて整える。この繰り返しだけでも痛み改善に繋がるかもしれません。

因みに、この方は足関節や足部をケアすることによって痛みを取っています。要因の筋膜配列ライン上を的確にケアされているのでご自分で痛みケアができているんですね。(施術後に、要因となっている箇所などをお伝えしているのと、動画をみてケアされて「自分にとってはこのケアが一番効果がある」というものを試行されて得とくされている方法です)一部のケアでも完全とは言えずとも改善することはできます。

ケアが思うように進まないのであれば、方法を変えるだけでなく、そもそもこの痛みはなぜ起こっているのか?要因から探ってみるのも手だと思います😊

7.セルフケア

今回、プラスαでお伝えしたケアは、胸椎のストレッチです。

130【トレ】肋骨締める。ボールで腹横筋と腹直筋を強化する。

マイセルフケアがある方なので、足りない部分を補うくらいで良いかと思いました。あとは次回お越し頂いて再検証していく形です。この繰り返しが痛みの起きにくい身体に繋がっていきます😊(支える力が弱い方はトレーニングを、スポーツなどによる痛みであれば更にケアなど必要になりますね)

痛みは施術ですぐ取れることも多いですが、痛みを起こさないためにはほぼ全身のインバランスを整えた後はご自身の身体の管理力にかかってきます。私が日々の使い方もコントロールできれば良いのですが、そればっかりはできませんので^^;

新しく始めるスポーツと一緒で、亀の如く、一つ身体について気づきそこを修正しその積み重ねにより「自分の身体について知り」、知れたから気づけたからこそコントロールできるようになっていくのです。

痛みが取れたからその先痛みが起きないことは確実にありません。取るのは一時的な対処、その状態を如何に継続させることが重要で、痛みが取れてからがはじまりだと私は考えています。

痛みの起きにくい身体になってこそ、痛みが取れたと言っても良いくらいだと思っています。痛みの起きにくい身体を創るには、一発逆転はありませんので、良い時も悪い時も経過しながら自分の身体のベストを見つけていくのです。

8.他の「膝下外側の痛み」要因

他にも、要因となり得る場所についてはこちらの投稿でも書いています。こちらもご参照ください✨

 

他にも、ここを緩めるにはここをケアすると良い、などInstagramの投稿であげています🙋‍♀️ややこしくなるので筋膜配列とは書かず、筋肉のみ書いています。筋肉のケアが筋膜を整えることにも繋がりますので筋膜配列による繋がりなのか、と思って頂ければ✨

HP

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