ガチガチ硬すぎ。この筋肉どうにかならないの。

すいません、またしても背中なんですけどいいですか

1.背中。今宵も背中。

はい。また背中なんです、本日も。

背中緩めるご希望多いんですもん!笑

本日はまたまた遠方よりお越しのお客様にご来院頂きました。youtubeは本当凄いですよね。海外に住まわれている方も見て頂いて。知ったきっかけは「腸脛靭帯」を調べたら出てきたそうです。その時出てきてくれて我がチャンネルグッジョブですよ。お褒めのお言葉も頂き、私単純で結構素直ですのでここ数日の悶々とした日々が吹っ飛びました。あ、それは追々書こうかと思う所存です。

私、施術後の、「あっ(*゚▽゚*)」とからだの変化に気づいて緩まったからだを体感して頂いた時の顔がとても好きです。痛み治療も得意ですが、メンテナンスで、お任せで全身筋肉調整が一番やっていて楽しく面白いです。

終わってベッドから降りて立った時の軽いからだを感じて貰う場面を思いながら・・・( ´ ▽ ` )せっせと緩めていくわけです。セルフで二進も三進もいかないあなた!メンテナンス絶賛お待ちしてますよ〜!

戻ります。背中ですよ背中。

今回、背中を緩ませる為に緩ませた場所はなのですが、最近あまり触れてなかったな、と思う箇所です。

それは、

肩関節を挟む様についている筋肉、広背筋大胸筋です。

こちらの筋肉、からだの前と後ろ、挟み込む様についています。筋肉について特徴など少し書いていきますね。

2.広背筋と大胸筋

以前、腰に影響を与える筋肉として広背筋について書きましたが、今回は大胸筋との関係について書いていきます。

広背筋は背部にあり、骨盤から脊椎を通りながら上腕骨に付着します。

大胸筋はからだの表、胸にある筋肉ですね。

二つの筋肉の共通点としては、①上腕骨につく②捻れてつく、この二つですかね。

捻れてついているというのはこういうことです。

捻れてついているのは勿論理由がありまして、腕というのは動く範囲がとても広い!頭の上からからだの体側の上下に約240度(上まで180度・後ろ60度)、からだの前から後ろまで横に約160度(前130度・後ろ30度)、そして掌を返す動きも含めて多方向に動くことができます。

これらの動きを支える筋肉はそれこそ多数ありますが、広背筋と大胸筋もとても重要な役割を担っています。ローテーターカフ達が肩関節を安定させる為に働いているので広背筋や大胸筋は動きそのものに関わっているんですね。

捻れてついている為に動きの役割をかなり担ってくれていますが、動きやすい分、「硬くしやすい」ということも起こってきます。使いっぱなしでは硬くなりますからね。

広背筋と大胸筋。

どちらも捻れていて、からだの表と裏にあり、からだを挟み込む様に対極に位置します。

表から見るとこんな感じで。

こういう対極にある筋肉などは表と裏、役割も表と裏のことが多く、どちらかが動いていたらどちらかは安定させる為に働いていることが多いです。どちらか一方では全力を出しきれない、パートナーがいてこそ持っている力が二倍三倍にもなる、という関係なのです。いい関係ですねー。

ですので、どちらかを緩めたければどちらも緩ませければならない、という訳でもあります。

当然、鍛えるときも同じです。大胸筋を鍛えたいなら広背筋も鍛える。広背筋を鍛えたいなら大胸筋も鍛える。配分は均等ではないものの、大胸筋を働かせる為には広背筋の働きも必要ですので、トレーニングをするならそういった筋肉の関係性も大事になる訳なのです。

3.背中との関係性

それでですね。

この二つの筋肉が背中とどう関係していたのかと言いますと。

広背筋と大胸筋の上腕骨の付着部、捻れ部分が硬くなり上腕骨と肩甲骨の間に余裕がなく詰まってしまっており、その影響で肩に常に力が入ってしまっており背中の筋肉が引っ張られ続けていた、という訳だったんです。

上腕骨と肩甲骨の間の詰まりが頑丈の場合は、単に肩を動かしても背中はビクともしないんですよね。一つ一つ地道に肩の筋肉を緩めてあげて肩関節がグラグラになるくらい関節に余裕を持たせて、やっと背中を緩めに取りかかれます。はい、頑丈すぎると結構時間かかるので貯めないで下さいね。お忙しい時はメンテナンスの間隔を詰めることをお勧めさせて頂いておりますよ。

知人でトライアスロンをしている方が、いつもなぜか私の所に来る際に「バキバキにしてくる!」と言うんです。バキバキ・・・大変じゃんかー。と、思ったり思わなかったり笑

今回も、大胸筋と広背筋を緩めて肩関節をグラグラにしたら背中は一瞬。するっ、と抜けましたよ。筋膜で引っ張り合う関係が解除されたら互いに素直なもんですよ。

大胸筋と広背筋はデスクワークを長時間し続けるとかなり硬くなります。

ですので、デスクワークで背中が固まった!と言う時は大胸筋と広背筋、触れてみてくださいね。カチコチでしたら、まず先に大胸筋と広背筋を緩めてあげてください。

4.広背筋と大胸筋の緩め方

緩め方は以前に動画でアップさせて頂いているのでそちらを載せますね。

どちらもポイントは、掴んで動かす!です。

筋肉は静的なストレッチよりも、動的なストレッチ、動かして緩めた方が断然緩まります。その際に、硬い場所を掴むことで筋膜と筋肉がほぐれやすくなるのでこの様な方法になっています。

広背筋

①腕を上げ、脇の後ろ側を反対側の手で掴む

②掴んだまま腕を上下、肩を回して動かす

大胸筋

①胸の脇を反対側の手で掴む

②掴んだまま肩らか腕を回して動かす

(この動画結構前なもんで、なんだかすいません笑)

 

広背筋については、手が届きません(´-ω-`)…とのお言葉を多数頂戴しております。ですので、厳しい場合は緩めにいらして下さい。無理にやると余計な力が入ってしまいますから。

「背中」といっても硬さを作っている元は無限に無数にあります。首かもしれませんし、臀部?太もも?ふくらはぎ?その人によっても、同じ方でも日によっても異なってきます。

最近の「背中」投稿

なぜ背中が硬くなったのか。

そこにヒントがありますので原因を探ってみてください。残念ながらメールだけでは原因を特定することはできませんので、もうどうしたらいいかわからなーい!メンテナンス方法沢山あって何したらいいのー!と、思われている方はご来院下さいね。徹底的にお緩めしますよ。

さて。

使った筋肉はその日の内に緩めて、湯船にゆっくり使って血流をよくして筋肉をほぐし、力を抜いてから就寝して下さいね。

良い週末を!

fumi

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