ガチガチ硬すぎ。この筋肉どうにかならないの。

肩を動かすと腰が動くんですよ

1.肩を動かすと腰が動くんですよ

朝、かなり寒くなってきましたねー!

朝の冷え込みは、日中晴れるサインだそうですよ。そう思うと朝の冷え込みも良いものに感じますよね。冬の朝はスキッと通る様な空で朝焼けも綺麗ですね。

今日の内容は、

肩を動かして腰を動かす方法

なのですが、その前に良いことが多々ありましたので書かせて下さい。

今日も継続のお客様、新しいお客様、色々な方のからだを調整させて頂き、とても面白い1日でした!

継続のお客様から、当院にお越し頂いてから丁度一年です、とお話し頂きまして。当院にお越し頂く前は痛み止めを何年も服薬されていました。今はご本人の丁寧なセルフケアもあり痛み止めを飲まずに過ごされています。いつも感謝の言葉を頂いておりましたが、本日も有難いお言葉を頂き感激でした。

リリカやロキソニン。痛み止めを飲まなくて済むなら飲まないでいたいですよね。でも我慢するのは生活が成り立たなくなる。

八方塞がりになる状況ではありますが、動いたら痛みが出る、特定の姿勢動作をとると痛みが起きる、痛みが起きない動作や姿勢がある、のであればそれは「筋肉が原因」で起きている痛みです。

筋肉が原因であれば、その痛みは取り除ける可能性が高いです。

痛み止めは痛みを一時的に感じなくするもの。状態が良くなっているわけではないので、その痛みが起きている原因を突き止めて、痛みを解放させてあげて下さいね。

新しいお客様は、今まで伝えたくても上手く伝わらなかった身体の状態が多々あったそうで、施術中に、「そう!そこなんです!」と何度も仰っていました。身体の感覚を良く感じられる方の様で、違和感をとても良く分かるそうなのですが、これまで施術者にどう伝えたら良いか難しかった様なのです。

違和感は感じるのにどうしたら良いかわからない。もどかしいし辛いですよね。

緩め方は施術者によって異なりますが、違和感や痛みが出ている原因は一つですので、施術内容は原因に対してどうアプローチするか。大事なのはそのアプローチ方法以上に、何が原因なのか、をしっかり把握できるかが大事です。

原因がわかれば、あとはどう緩ませて整えていくか

あとは、本日もそうでしたが、原因を追う際にスパッと分かる場合もあれば、筋肉の状態を見ながら分かる場合もあります。痛みを単に取り除くだけでは身体全体のバランスが崩れたままであることには変わりなく、その崩れをきっかけに再び筋肉が硬くなり痛みや違和感が出てくることがあります。

ですので、痛みが起きる原因とその関連の箇所を緩めていきます。そうすると、お客様によっては全身を調整する必要性がある場合もあります。触れる箇所触れる箇所、「そこなんです!」と仰る言葉にこちらも、そんなにですか!となんだか面白くなっていました。

戻りまして、今日の内容なのですが。

肩を動かして腰が動く、というのは構造上、肩と腰が繋がっているからなのですが、本日お越しのお客様がこんなことを話されていたんです。

「この動きを立ち上がる前にすると腰が痛くないんです」

また、

「この動きをすると腰の中が動いている感じがするんです」

と。腰の中というのは、腰椎のことだと思われまして。肩を動かすことで腰椎周囲の筋肉が動き、立ち上がる動きの際に痛みを起こす原因となっていた腰椎周囲の筋肉の硬さが緩み、立ち上がる際に痛みが出なくなった様なのです。

腰が痛い、と言っても、腰そのものが原因である場合は少ないです。

筋肉は筋膜という膜で覆われていまして、筋肉が伸び縮みすると、その動きをアシストし他の筋肉との連動性を引き出し、動き、を成立させてくれるんです。実質、筋肉があっても筋膜がなければ動きは起きないですし、スムーズに手足を動かすことは出来ないんですね。

肩、肩甲骨周囲の筋肉が硬くなり動きが悪くなっていると、筋膜が引っ張られて、その引っ張られた先が腰であった場合、動きと共に筋膜が引っ張られて腰が痛くなります

ですので、立ち上がる前に肩を動かし、肩から引っ張られている筋膜を解いてあげれば引っ張られることはなくなるので痛みが出ない、という訳ですね。

方法の前に、簡単に肩と腰の繋がりを書いていきますね。

2.肩と腰の繋がり

肩と腰の繋がりなのですが、よくブログで出てくる広背筋が要因として大きいです。

広背筋はこちら。

骨盤から上腕骨の内側に走る筋肉です。

この走行ですと、腕・肩を動かすとどうなるかお分かりかと思います。そうです、腕・肩を動かすと骨盤に付いている側の筋肉の端までも動かすことになります。同時に、脊椎にも付いていますので脊椎に付いている側の筋肉の端も動きます。

広背筋が硬くなり、動きが悪い状態になっていれば腰を動かしたら引っ張られる要因になります。その硬さは腰の部分だけ緩めても、肩の硬さが緩んでなければ引っ張られる原因は残り、動きと共に引っ張られ続け痛みが起こり続けるのです。

ですので、腰を動かす前に、引っ張れる肩の筋肉を動かし緩め、腰の動きをスムーズにさせてあげるんです。

筋肉というのは、使いすぎて酷使し放置したらもちろん硬くなりますが、使わなくても同じ姿勢を続けることでも負荷となり硬くなります。デスクワークをして座り続け、手を動かし続けた場合にも肩を固定させるために肩周囲はかなり固まります。

肩が固まってしまったまま腰を動かしたら、、、危ないですし、痛みが出て不思議はありません。デスクワークの合間合間に肩を動かすことで、腰の痛みを起こさない予防にもなるわけですね。

3.肩を動かし腰を緩める方法

では、方法に入っていきますね。

・動かし方

①両腕をあげる

②あげたまま、腰を動かす

これだけです。

 

肩を多方向に動かしながら腰を動かしても良いですね。ポイントは、肩甲骨を動かしながら腰を動かす、ですので気持ちの良いポイントや動きを見つけてくださいね。

これ・・・

そもそも腕が上がらないんですけど。。という方はこちらからはじめてください。

 

 

①掌にある小指側の膨らみを反対側の手で抑える

②抑えながら腕を上にあげ、腕を動かす

③掌にある親指側の膨らみを反対側の手で抑える

④抑えながら腕を上にあげ、腕を動かす

これを行うことで、手から肩にかけての筋膜の繋がりを解くことができ、腕を上げた際に上がりやすくなるんですね。

動画もご覧頂き試してみてください。

・デスクワークの合間に行う方法

他にもこんな方法でも良いですので、デスクワークの合間に座ったまま出来ますので試してみて下さいね。

・横になって行う方法

横になって行うと、より肩から腰にかけて動かすことが出来ますので寝る前にはこちらを行って、緩めてからお休みください。

朝の腰痛は、夜寝る前に筋肉が固まったまま寝ることが要因ですので、寝る前に全身緩めて動きやすくしてから寝て下さい。

 

広背筋自体を緩めたい場合はこちらの方法を試してください。

 

使った筋肉はその都度動かして緩めて、蓄積するのを防いでくださいね。そして、使った筋肉はその日のうちに緩めて、疲れを取ってから休んでください!

 

fumi

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