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こんにちは😊
腰の張りを感じる背景には様々な要因があるのですが、その一つでもある「浮指」について今回書いていきます🙋
1.浮指とはどんな状態か
浮指とは、この様な状態のことを指します。
単に3点が床に触れていれば良い、ものではなく❌、
立位/歩行時に指で床を掴むような力が出る状態になっている
と良い状態です。
また、
力の有無だけでなく、足全体がこのような状態になっていることも一つの目安となります。
浮指の状態ですと、
姿勢保持に必要な全身の筋肉は働きにくくなる為、浮指になっている方は今の身体状態は姿勢が崩れやすくなっている状態と認識してください💦
2.足指は本来どのようにな役割がある?
足指は、立つ・歩く際にとても重要な役割を担います。
こちらの投稿でも書かせて頂きましたが、
甲からグッと足指を曲げる力は、
足底アーチの形成に必要な力です。
床を押し返す力が出るからこそ、足底アーチも安定して働き、足首の安定性が向上し、その上の、足-骨盤-背骨-頭部まで力が連動し負担なく歩けるのです。
つまり、背骨をさせる力や、骨盤を支える力などは着地点である足部でグッと踏み込める力がないとは半減してしまう、ということです✨
–余談–
ランニング用などのスポーツ靴は、足部で地面を蹴って加速しやすくする為につま先が反っています。こういった形状の靴を活用するには、先ほどの①足首から足甲②甲から指先までの柔軟性を高めて指先まで力が連動するようにしておくことも一つ重要ですよ✨
3.腰の張りとの関連
これまで書いたように、足指から足底でグッと力を入れる力が入っていないと、腹部インナーユニットだけでなく股関節を支える力や内ももの力も抜けやすくなります。
これらの力が抜けると骨盤と背骨の支えは弱くなり、姿勢は崩れ易くなります。
姿勢が崩れるだけでなく、芯である背骨が十分に支えられていない為に表層背部の筋肉がメインで腰部を支えようとするので腰に過剰な負荷がかかり張り感に繋がります。
これが、腰の張り感と浮指との関係性です。
腰の張り感に限らず、
・その他腰の痛み
・腰外側(骨盤横)の痛み
・膝外側や膝下外側の痛み
・肩凝り/首凝り
にも繋がり易いです。
4.改善に向けて
先ほど書いた通り、この状態にすることを目指してください。
恐らく、①の硬さは気づかない場合が多いかと思います。
この場所は、これらの骨部分の動きの悪さによるものです。
小さく動きのない箇所の様に思われますが、関節ですので動きがあります。これら骨と骨の間の動きが悪い(硬い)と言うことは、この箇所を通る筋肉や腱も伸びにくい・働きが悪い、と言うことでもあります。
この箇所の動きが悪いと足底アーチも出来にくいです。
全身繋がっておりますが、足部は足部で一まとまりで硬くなります。どこかの動きが悪くなればその箇所を庇うように他に緊張が入りますので、足部全体が一緒に硬くなるのは必然とも言えますね。
ですので、一箇所の動きを出したいのなら全体の動きを出せば良い。先ほどの箇所の動きを出したい場合は、足部のこれらの骨と骨の繋ぎ目がよく動ける様になれば改善します✨
徹底的に動きを出したい方はご来院くださいませ☺️これを文字や画像でセルフケアでこんな感じです、と出すのはなかなか難易度が高いです😅お越しいただければ動きも引き出しますし、お伝えもできますので✨
腰の張り感を感じるようになるには、足部だけでなく様々な身体の使い方の偏りが要因となってきます。
足部の状態の悪さは、身体が地面に触れている面だけあり腰の張りだけでなく他の不調にも繋がりやすいですので今回書きました。
少しでもご自身の身体への気づきが増え、ご自身で身体をコントロール出来る様に✨
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