感覚面

「感覚」の優位さについて。感覚の優位さは疲労だけでなく得意なことにも繋がる!?

こんばんは。

今日は色々面白いことがありましたがまた後ほど、ということで。

昨日の投稿の補足を書きます。

これを書いた後、書いた例は「私だから」の内容で偏ってたよな、と思ったんです。

 

私は感覚の中でも、

視覚

聴覚

が優位です。(敏感とも言う)

 

優位、というのは周囲の情報を得る時に、”よく使う感覚”とでもいいますかね。その感覚を通じて得た情報を頼りに周囲の状況を把握しているわけです。

感覚、というのは「今の状況を知るためにあるツール」です。

五感などは、自分を取り巻く環境状況、外の情報を知り得るためにあるツール、ですよね。

固有受容覚や前庭覚はからだの中から、自分そのものの情報を知り得るツール。

固有受容覚:自分のからだが今どうなっているか”わかる”感覚。 ex.目を閉じたまま他者に腕を動かしてもらった時、目で確認しなくても腕がどう動いているかわかる。目を閉じていても着替えができる。
前庭覚:からだがどれだけ傾いているかわかる感覚。傾きセンサー。平衡感覚。

例えば。

渋谷のスクランブル交差点に、同じ場所、同じ目線、同じ状態で立っている人が二人います。

ここに訪れたのは二人とも初めてです。

その二人にその場に立ってから1分後に、

スクランブル交差点の感想は?と聞いたとします。

Aさん「こんなにたくさん人がいるところなんですね!!」

Bさん「すごく騒がしいところですね!!」

取り巻く環境は同じ。だけど、感じる印象は異なるのです。

もちろん、どちらもお互いが感じたことは思っているとは思います。ですが、一番に感じること、といえば違くなるんですね。

これが、どの感覚が優位か、に繋がるんです。

Aさんは、取り巻く環境の情報を得る時に、目から入る情報が入りやすい。

Bさんは、音から入る情報が入りやすい。

なので、感想の内容も優位な感覚から得た情報によるものになるわけです。

どちらも優位な方もいるので、人が多すぎるしうるさい、と言う方もいるかもしれません。私はきっとそうなるかな、と思います。実際、渋谷のスクランブル交差点はなるべく避けたい場所です笑

 

感覚の優位差は、もちろん前回の投稿でも書いたように、疲労の仕方に影響を与えます

視覚優位の方は人がごちゃごちゃいる場所より、自然の多い場所や人住宅街など見える情報が多すぎず見える情報がごちゃ混ぜにならない場所の方が落ち着くと思います。

聴覚優位の人ならば、圧倒的に静かな場所の方が落ち着くと思います。会社でも色々な音のする場所に座っているなら、集中して取り組むことが難しくなったりストレスを感じやすくもなりますね。

この様に、生きていく上でどの感覚が主導権を持って情報を得ているか、は異なるんですね。

優位、と言ってもその優位度合いも人によって異なります

視覚優位だけど人がたくさんいて入り込んだ場所でも平気、という方もいると思いますし、聴覚優位でも音がたくさんある場所でも集中できたりもします。

 

要は、

優先的に使っている(情報を得るために敏感になる)感覚も、

感覚を使う度合い(感じる度合い)も

人によって異なるんですね。

これ。

関係があるのは何も「疲労」だけじゃないんです。

 

その人の

行動

考え方

捉え方

選択

得意なこと

など、外的環境を知るだけでなく、その人を創るベースにもなっていくことなんです。

 

優位、ということはその部分をよく使える、その感覚を使って情報を得ることが得意、ということです。

私の仕事でいえば、お客様を知る時に、

視覚優位なら

・見てその人の不調がどの辺りかわかる

・顔、表情を見ることでその人のその時の温度感、メンタル状況がわかる

・身体、顔つき、表情、身につけているもの、持っているもの、着ているものなどからその人がどんな方か知る手がかりにする。

など、となりますかね。

痛みがある場所や、詰まり感がある場所、ってなんか嫌な感じが見えるんですよね。

なので、リピーターさんは大抵身体に触れなくても見てお身体の状態がある程度わかるので、最近の状態を聞いた後はすぐ横になってもらうことが多いです。

 

視覚、聴覚だけでなく、嗅覚、触覚、などもあるので本当人によります。

匂いから情報を感じ取る施術者もいる様ですね。

(嫌な感じに見える、のと同じ様に、実際にすごい匂いがする、と言うわけではないですよ)

あえて言いますが、これは決して変な話ではありません。

 

こういった感覚の優位を、

得意なことに活かしている方もいれば

日常生活に支障が出ている

方もいます。

現代はきっと後者の方が多いですかねー。

好きなとこ得意なことを仕事にする方も増えてきているので前者も多いですかね!

大人だけでなく子ども達も影響がある子はたくさんいます。

発達の偏りがある子達はその子によって感覚の偏りが大きく出たりもするので、学校でみんなと一緒に1日過ごすだけでもしんどくなったりして学校に行けなくなる子もいますね。

日常生活に支障が出てしまうほどだと周囲にも気づかれるほどなので気づきやすいですが、その程度がさほど大きくもない場合、「なんとかやっていける」故に気づいたら疲れ、ストレスになっていた、と言うことは大いにあります。大人は特に。

 

環境の苦手さだけでなく、仕事内容にも影響することだってあります。

私はやったことないですが、たくさんの人が出入りするデパートの売り子さんは身がもたないと思いますねー。

独立したのも、自分の感覚に合わせた環境を作りたかった、と言うのも理由の一つです。いやー、今は本当感覚ストレスが減りました〜。日々快適です。

得意なことや好きなこと、って結構感覚によることも大きいわけですね。

自然と”快”となることを選んでいるんです。

 

今、ストレスが多いなー、と思っている方も、ご自分の感覚と、今いる環境とがマッチしていないことも要因にあるかもです。

感覚の優位さは生まれ持ったものでもありますから、自分をなんとかするのではなく、環境を如何に自分に合わせられるか、です。

今回は、苦手や疲労、といったマイナス方面からの書き方になってしまいましたが、活かす方向に使うようにしていくことが日々の生活の充実にも繋がるので、自分はどの感覚が優位かな?とちょっと考えて見るといいですよ!

 

・・・て、こうゆう感覚の話、って興味ありますか?
どうなんでしょう。

私は感覚面でも専門家ではあるので(小児リハは感覚の偏りをサポートすることも支援の一つなのです)、日々研究している身ですが、、、。

このブログあえてコメント欄なくしているのでご意見をもらえない笑

もし興味ある、と言う方いましたら、お時間ありましたらメッセージください。

mail:seitaihanaha@gmail.com /  LINE:@hanaha

個人的なご質問にはお答えできないこともあるので、ご感想や知りたいことなど送って頂けると嬉しいです。

ま、勝手につらつらと書いていってもいいんですけどね。やはり為になるというか、ご自身のからだを知るための一知識として読んでよかったな、と思える内容を書いていきたいじゃないですか(●´ー`●)♪

 

では、本日もお疲れ様でした!

fumi

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