可動域広げタイ

腕が上がらない。対策は?ー解説編ー

「腕が上がらなくて困っている」腕・肩のお悩みで来られる方は多いデス(●´ー`●)

なんでこんなに硬くなっちゃうの腕の筋肉ー、と、私もお客様の筋肉を触れてて思うので、あなたもそうなはず。今日は、そもそもなんで腕が上がらなくなったのか、から書いていくとします。

0.運動不足が本当に原因?

 

「原因はなんだと思いますか?」

「運動不足だったからかなー。最近帰っても気づいたら寝ちゃってて。」

でも・・・定期的にスポーツしててもなるよ?

意外と結構歩いているよ?

あれ。運動、ってどのくらいやればいいの?

と、なってしまうので原因にするににもこのカテゴリーは大きすぎるんですよね(●´ー`●)んー。

そもそも筋肉が硬くなるのは、

  1. 使い過ぎ
  2. 使わな過ぎ
  3. 内臓や内科的要因

などが挙げられる。

使い過ぎは2パターンあり、

・筋トレやスポーツなど筋肉を収縮させ続け、【収縮(縮む):緩む】のバランスが圧倒的に崩れ、【収縮>>緩む】となった場合

・デスクワークの仕事で座り続けて筋肉が同じ伸張度合いをし続けた為に、その状態で固まってしまった場合。

こちらは使ってない様に見えますが、座る為とパソコンを操作する為に終始筋肉が使われており、その一瞬だけ見ると負担は少ないですが、長時間維持したことで結局筋肉を収縮し続けたことには変わらないのでこちらも使い過ぎになります。

使わな過ぎ

こちらは、使わな過ぎて筋肉への負荷がかからず、血液循環も悪くなり筋肉が萎縮してしまう状態。骨もそうですけど、筋肉もある程度収縮を起こして負荷かけないと元気が出ない訳です。

内臓や内科的要因

こちらは原因として特定するのは難しいですが、状態としては、内臓が疲労し硬くなり、筋膜を引っ張る要因になり筋肉にも影響を及ぼす状態です。

内臓そのものがどうなっているかは専門外ですので何とも言えませんが、女性だと時にホルモンバランスの関係で痛みや重だるさを感じている時に内臓を調整することで引っ張らた筋膜が緩み緩和することはよくあります。

大体の方は、使い過ぎによることが原因ですよね。

運動不足だな、と思っても、そうかもしれないけれど動きにくくなった原因は「使い過ぎ」で、「使った分緩められていないから」緩める対策として運動は良い対策方法ですが、根本原因ではない、という訳です。

この状態を放っておくと、四十肩、五十肩まで発展してしまうのです。こうなると炎症を伴うので改善するのにはかなり時間を伴う場合があります。

1.使い過ぎ、なら使わなきゃいいの?

いえ、要はバランスです!使わな過ぎは先ほども書いていた様に、廃用性萎縮を起こし機能そのものが低下してしまいますので、大事なのは使ったら緩めるです。使い続けて筋肉を縮んだ状態にさせ続けていることが問題な訳なので、その状態を解放してあげる機会を増やしてあげるのです。人体はよく出来ているので、縮んだ状態でもある程度の動作は出来てしまうんですよね。だから硬くなり過ぎるまで気づかない、気づいてもまだ大丈夫、と思ってしまう。根本的に人体そのものが、同じ姿勢や動作をし続けることを想定して作られていないので、対策をするしかないんですよね。骨格などの進化は見られてはいますが、大枠としては動くことをベースに作られていることは変わりないですから。

筋肉の問題だけでなく、筋肉が伸び縮みすることで血液循環が円滑になり、栄養供給も十分に行き届きます。どう考えても・・・動かないことによるリスクが半端ない!

では、動かして行きましょう、という話を具体的にして行きます。

 

2.腕の上がり易さを保つ為にはまず何からやるべき?

結論から言うと、筋肉動かして、なのですが腕肩の筋肉だけでも無数にあります。動かし方一つで動かしていても全く効果を成していないこともあります。単純な話、全部の筋肉をバランスよく動かしていたら良いのですが、現代の生活において生活スタイル、仕事様式からかなり意識しないと難しいですよね。動かす筋肉・動かし方この2つのポイントを抑えていると効果は上がり対策として意味あるものになります。腕の上がりにくさを強固にして使っていることすら気づかず硬くし続けてしまう筋肉。今回はこちらの筋肉に着目。

広背筋/肩甲下筋

 

この筋肉達は、私もよく格闘しています。こんな時もあれば、

状態によってはこんな感じに。

本当に硬いんですよ!ここまでよく硬くしていましたね、というくらい硬い!格闘、奮闘、日々葛藤です(●´ー`●)

 

3.広背筋と肩甲下筋の性質

なぜ広背筋と肩甲下筋が難点な筋肉かというと。筋肉の形状と作用する動きに理由があります。こやつ、後ろから前についているんです。

肩甲骨につきながら、後ろから前に出て腕の前面についているのです。後ろにありながら、前に回り込んでついているんです。しかも、筋肉の根元が捻れて付着していて、動きやすい様に配慮してくれた形状になっているんですが、そもそも、ここが硬くなりやすい。

動きとしては、腕を内に返す働きをしてくれるのですが、

この動き、パソコン操作の時にすごく、とっても、硬くなる腕や手をクッションなどにおいて腕への負荷をかけない様にしていると使われる頻度は減りますが、ノートパソコンで背を丸めて何時間も動かない状況なんてことになったら相当酷使され気づいたら使い物にならないくらい硬くなります。

勿論!この筋肉だけではないですよ!!

前鋸筋とか、上腕二頭筋、三頭筋、小円筋、大胸筋、沢山あります!!が、キリ無いのでこの筋肉に特化して書きます。ここ、緩ませる為にかなり時間かかる筋肉なので、それだけ負荷がかかる筋だということなので。

使い物にならなくなるとどうなるか。この動きが出来なくなります。

腕を外に返す動き + 手が後ろに回らない、腕90度以上上がらない、洋服きれない(>人<;)悲しい・・

 

4.筋肉の性質から対策を練る

筋肉の性質を知ってもらったので、ここで先ほどの筋肉が硬くなった原因を思い出してください。使い過ぎでしたよね。

この動きをし続け(この状態から動かさなかった為)、広背筋・肩甲下筋が緩むことを忘れてしまい硬くなったのです。肩甲骨は、上下左右回旋と多方向に動きます。

どこかの動きが制限され始めると、じわじわと他の動きも制限されて行きます。普段使わない動きであれば尚のこと気づきにくくなります。ですので、日々使い過ぎてしまう筋肉をまずは緩めましょう!

単純に言えば、反対の動きをすれば縮み過ぎてしまうことを解消することは出来ます。この動き。

そうは言ってもただ動かすより、効果的な方法があるのでポイントを抑えてやっていきましょう。

「これだけやれば」

と言った自分に本当に合っているのかわからないやり方より

「こうだから、こうやればいい」

となれば効果上がりますよね。ま、たったこれだけ!たった三回!などの謳い文句はみんなの目をとめてもらう為のものなので悪い訳ではないのでなんとも言えないんですけどね!(●´ー`●)具体的な方法は次のブログで!

fumi

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