1.姿勢を良くしたい、ってどういうこと?
寒いです・・家が笑
去年どう過ごしていたのか覚えていないのですが、今年はパソコンデスクを窓と窓に囲まれている四隅に置いてあるんですよね、そのせいですかね笑
寒さとは関係ないのですが、我が家には観葉植物がいくつかありまして。土ではなくて、つぶつぶの何でしょうかこれは、土の代わりに敷き詰められているんです植木鉢の中に。それを久々にひっくり返しまして、帰宅直後に笑。
おぉーー!!!またやってしまったーーー!!笑(まだ5回は行ってないはず)。きっと。ちょっと浮かれていたからですね笑笑。
そんな、1日です。
さて。
今日は「力が抜ける姿勢を作る方法」です。
先日の投稿で書いた内容を動画で説明も入れて撮ったので内容は同じですがこちらの方がわかり良いかもです。
力が抜ける姿勢、と言うのは訳があるんです。
見た目に綺麗な姿勢、と言うのは運動学的に言うと、姿勢を保つための筋肉がバランス良く使われている、と言う状態です。
このバランス良く、がとても大事なんです。
逆を言えば、見た目に崩れている姿勢、と言ういうのは使うべき筋肉が使われておらず、使わなくても良い筋肉が疲れている、と言う事にもなります。
筋肉がバランス良く使われていると何が良いのか?
それは、本来姿勢を保つために使われる筋肉を使っていたら、痛みや違和感は起きにくい、と言うことなんです。
痛みや違和感というのは基本的に、過剰に筋肉を使い過ぎたり使わな過ぎたりして筋肉が硬くなり、筋膜で引っ張られて起こるものです。ですので、普段何気ない生活の中でしたら、からだの使い方や姿勢が無理ない使い方でしたら痛みや違和感は起こらないものなのです。
今の現代は無理した使い方だと思っていなくても、身の回りの良く使う道具たちが無理な体勢を作ってしまうので無意識の内に変な使い方をしてしまうんですけどね。
こうやって何らかの偏った使い方をしていると、いざ立って、歩くと、バランスが崩れたまま姿勢を保ったり歩いたりする訳なので更にからだはガタガタになります。ただ立っているだけでも、ただ歩いているだけでも、余計な力が入っている、そんな状態が作られる訳なのですね。
ですので、
バランス良く筋肉を使えて、骨格に無理なく全身の筋肉が姿勢を保つ為に適切に使えていたらどうなるかというと。
ただ立っているだけでも過剰な力がかかっていない楽な姿勢でいられて、尚且つ、見た目にも綺麗な姿勢になる、ということなのです。
あ、でもこれだけは一つ前もってお伝えしますね。
この姿勢になるまでは「楽」ではないですし力は必要です。脳みそがそのからだの使い方を覚えてくれるまではコツコツ継続する必要がありますが、覚えてさえくれれば考えなくてもその姿勢になります。
本当になるの?と思われましたか?(●´ー`●)
今のあなたの姿勢、考えて作っていますか?
その姿勢は脳みそがその使い方を覚えているので無意識で再現してくれています。脳みそは変わらない状態を保つのがとても得意です。その得意分野を活用してあげる訳ですね。繰り返し意識し筋肉を使うことで脳みそがインプットしてくれますので、それまでは暫しの辛抱ですね!
因みに、今回は「立位」の説明になります。座った姿勢はまた違ってきますので後日にしますね。
さ、早速入って行きたいと思います!
2.意識すべき部分は3つ!ポイントは1つ!
まずはこちらをご覧頂きたいですが、長くなってしまったので文章で追いたい方は先へお進み下さい(´-ω-`)…先日の投稿内容と重複する部分が多いと思います。
あ、弁解させて下さい笑。私もやっと、筋肉がゆるーい私もやっと、骨盤立て易くなったんですよね。ですので首がまだ出やすいのと、全体的に筋肉まだまだなのでパッと見、あんまり姿勢整っている感じに見えないかもしれませんが、そこはご了承くださいませ(* ̄▽ ̄*)ノ”
①腹部の筋肉
意識すべき部分その①腹部の筋肉です。4つ。こちらです。
筋肉の名前はスルーして結構ですよ。
これらの筋肉は体幹を引き上げてくれる役割をしています。腹部は、他の部位と異なり、骨で支えられている部分は背中の脊椎部分のみ、です。前側の腹部は筋肉によって支えられています。ですので、全く腹部の筋肉を使わなければからだは前に折れていくばかりで顔もあげられなくなってしまいます。
何に対して引き上げているのか?と言うと、重力です。
重力の力によって人のからだは地面につくことができていますよね。と、言うことは上から抑えられている力が働いているということです。赤ちゃんが生まれたばかりの頃立てないのは立ち上がるための力がないから、重力に対抗できるほどの力がないからですよね。
私たちのからだも、重力によって筋肉を使わなければ姿勢は潰されて崩れていく一方な訳ですね。
座ることが多くなった現代では、腹部の力を使わなくても姿勢を維持できる様になりました。その為に、いざ使おうと思っても十分に使えなくなっているんですね。
②骨盤底筋群
次に、意識する筋肉は骨盤底筋群です。
お尻の穴をきゅっと閉める筋肉ですね。
この筋肉がなぜ大事かと言いますと、この筋肉が働いていないと骨盤を立たせることができない、からです。
力が抜ける姿勢を作るには、骨盤を立たせられるか、がとてもとてもとても重要です!大事なので三回言いました!笑
骨盤が傾けば姿勢は崩れます。それは、骨盤が倒れることで、重い頭がグラグラして不安定になります。その不安定さを保つ為に本来使わなくてよい力が使われ、力が入り続けた結果緩みにくいからだになり、次第には違和感や痛みを引き起こす要因となっていくのです。
肩こり、腰痛はそうやって無意識的に入った力の影響でバランスが崩れたからだでい続けた結果起こっているもの、とも言えます。
骨盤が傾いている状態、というのはこういう状態です。
骨盤が前傾すると、反り腰になりますし、骨盤が後傾すると猫背になります。
骨盤の延長線上に頭蓋骨が乗っかってくれていれば骨盤は倒れることなく立った状態でいてくれます。この状態を作れる筋肉が骨盤底筋群なんですね。
そしてこの骨盤底筋群。
腹部の筋肉を連動して動きあう関係性をもっていますので、骨盤底筋群が使われれば腹部の筋肉も使われやすくなる、だからこそとても大事で働くべき筋肉なのです。
③内転筋群
三つ目は内転筋群です。
名前の通り、内側にある筋肉です。
骨盤と大腿骨を結んでくれていて、足を内側に引き寄せる働きをする筋肉です。
この筋肉、単に足を内側に引き寄せてくれるだけではありません。股関節をグッと伸ばして骨盤が足の骨に乗っかる様に足と骨盤を引き寄せてくれる筋肉なんです。
骨盤が足の骨に乗っかる様に、というのは、太もも前側と腹部が一直線になっている状態、つまりは股関節も曲がっていない、お尻も出っ尻になっていない状態ということですね。
勿論、その為には内転筋だけでなく臀部の筋肉なども必要ですけどね。
足と足の内側にチャックがあると思って頂いて、それを下からジー、っと骨盤まで締め上げる様に力をいれた時、最後の最後でお尻を中に押し込んで上に引き上げる時に必要な筋肉ですかね。
これらの内転筋群→骨盤底筋群→腹部の筋肉が上に引き上げられ使われると、肋から上が楽ーに乗る体勢が作られます。
肋から上、胸郭ー肩ー首ー頭、は姿勢を保つ際には力を入れる必要がない部分なんです。力を入れる必要がない、ということは腹部に乗っかっている状態、ということです。
この状態、見た目にも綺麗な姿勢にもなるんですよ。
❶ポイント1つ
意識する筋肉はこの三つです。
これらの筋肉を使う為に大事なポイントがあります。
それは、からだの中心軸を使えるかどうか、です。
からだには重心、と言われる左右前後のバランスが取れる位置というのがあります。この重心の位置は姿勢によって変わります。立っている時、座っている時、あとは杖などをついた時も変わりますね。
変わる理由は、支えられている部分が変わるから、です。
立っている時は二本の足で立ちますから、足を支点にしてバランスを取ります。
その際に、からだの真ん中、中心に重心をもってこれるかどうかが重要となり、この位置が取れるととても安定した姿勢を取ることができます。これが中心軸を使う、と表現しています。
スポーツ、ダンスでも中心軸を取れた状態で動けるか、がパフォーマンスを上げるためだけでなく怪我を防ぐ為にもとても重要となりますね。
この重心をからだの一番バランスの良い位置で感じられるかどうか、が大事でもあり、結構難しいんです(ё_ё)
どこが真ん中?という感じですよね。
それをイメージしやすかな、と思っているのが先ほども触れましたが、骨盤の延長線上に頭蓋骨が乗っているか、です。
下のピンクの破線がちょうどその線になります。
これが感じられると、先ほどの三つの筋肉は使いやすくなり、骨盤も立てやすくなり、肩と首は自然と力が抜けて行きます。
いやいや、だからそれが難しいんだって、という感じですよね。
そんな方の為に、こちらの動きです!試して見てください。
動き方の説明は11:13からです。
如何だったでしょうか??
これはまだ変検証と改善が必要かと思いますが、一先ずは、説明でお客様に伝わり始めてきているので妥当なラインにきたかな、と思います。当院にご来院のお客様でご実践頂けた方はぜひご感想お聞かせください。
それにしても・・んーーまだまだですね!やはり(*´▽`*)
首の後ろの筋肉が短縮されていて顎が出やすいんですよね。整った姿勢への先は長いですが、O脚はかなり治ってきましたので良い感じだと自分では思っとります!
私ももっと力が抜ける、肩と首が楽になる、そして見た目が綺麗な姿勢を目指していきますよー!!!
fumi
お知らせ
年度内の営業は12月30日まで、年明けは1月4日から営業開始します。ご予約は早めに。
長引く腰痛 、取れない腹部や股関節の張り感は当院にお任せ下さい。
からだの違和感・重だるさ・快適なお身体をキープする定期的なメンテナンスもご相談下さいませ。
お問い合わせは整体院華羽まで。