足に力が入らない、足が上げにくい・・・なぜ?

1.「単純な痛み状態」と「そうではない状態」

こんばんは。

今日、確定申告の書類を作りの相談に行ったのです。その際に、名前を書いたのです。

そしたら受付の方に、「きれいな名前ね」と言って頂いたのです。

いい名前ね、と言われることはありましたが、きれいな名前と言われたのは初めてでした。

その時に、「ありがとうございます」と自然に出た自分になんだか誇らしさを感じたんです。

名前を誉められると嬉しくないですか?^^♪

名前、って自分の努力とかそういうもので得るものではないじゃないですか。名前を誉められたということは、親を誉められたのと一緒だなー、と思うんですよね。

家族が誉められると嬉しいものです。

そんな、ほっこりするひと時でした。

あ、確定申告の書類は、、はい、今年も色々とお世話になってしまいましたー(●´ー`●)昨年よりは成長していると思ったんですが笑 1日に何人も対応されるとのことなので、有難い限りです。専門外の外のことは本当疎いので勉強せねばです。

 

さて。

【足に力が入らない】

【足が上げにくい】

の件です。

先日からお越し頂いているお客様なのです。

単純な痛みではなかったのでお時間がかかっております(´Д` )

単純な痛み、というのは、痛みが弱い強いというのではなく、

使い過ぎか使われなさ過ぎで筋肉と筋膜の滑りが悪くなり、引っ張り合う関係になってしまい痛みや違和感が出ている、という状態です。

四十肩五十肩の方や、動きの制限を伴った長年の痛み違和感の方も私の中では単純な痛みではありません。

 

と、言いますのは、

・筋肉が縮んでいる(伸びにくい、伸びない)

・周囲の組織変性が起こっている

・筋膜と筋肉との滑りの悪さを越えて癒着している

といったところですかね。

うまく伝わっていると良いのですが。

 

言葉で表現すると「〜が痛い」「〜が動かしにくい」という言葉でも、その実態は本当多岐に渡るんですよね。

ご予約時の情報と、実際にお越し頂いた際にみさせて頂いた状況では想定をかなり越えている状態、ということもあります。

からだというのは、それぐらい繊細でちゃんと知って大事にしなくてはならないもの、ということなんですね。

 

今回はですね、動いて頂いた時に原因は特定はできていたのです。これは明らかにあの筋肉ですね・・・、と。

2.動きの違和感

足を上げた時にある兆候があったのです。

「まっすぐ」足が上がらない

です。

一度外側に足が流れてから、足を持ち上げていらっしゃったんです。

もちろんご本人は意図していない、と言うより頑張って上げた結果、ぎこちない上げ方になっていたのです。

動き、が起こるためには一つの筋肉だけではなく、複数の筋肉が様々な役割を担った末に起こることなんです。

 

単に足を上げる、だけだとしても、

・骨盤が倒れないように支える

・体幹が崩れないように支える

・傾かないように反対足の力が働く

など

この状態が作られてはじめて、股関節から足の筋肉が使われて足を上げることができるんです。

 

今回は特に、

骨盤が倒れないように支える働きの部分がかなり弱っていました。

3.ダメージを受けていた筋肉はどこか

大腰筋。

です!

腰痛の天敵でもある大腰筋。

・足がつっかかるようになった

・靴下が履きにくくなった

・仰向けに寝ると腰が痛いが膝を曲げると楽

・朝腰が固まって動かない

・腰を反らしにくい

こういった時は大抵大腰筋がやらかしていますね。

 

今回はこういった予兆はなかったそうなのです。それもそうで、じわじわ、ではなく一気に負担がかかってしまったためです。

 

大腰筋の使いすぎ、伸縮しなさすぎによる痛みや動作制限であれば筋膜との滑りを良くし、周囲の繋がりの深い筋肉筋膜たちを緩めていけば解放されます。

が、一気に負担がかかってしまった場合は、筋肉自体が短くなり、伸びず、動きがです筋肉が役目を果たさなくなってしまうのです。

大腰筋は、

足を上げる際に使われる筋肉ですが、

他の太ももにある筋肉たちとは違い、深部にある筋肉、なので働きが少し他と異なるのです。

大腿直筋や、内転筋などは表層にあり、縮むことで骨盤と大腿骨を近づけます。

付着している場所の違いなのですが、

大腰筋は腰の骨から、骨盤の前を通って、大腿骨の根元につくのです。

このイラストの転子部の下にある出っ張りで、小転子というところにつきます。

こんな感じに。

骨盤前を通り、最後は少し内側に入るのです。

他の筋肉たちは表層についているので、単純に足を上げる動作に関わっています。

で。

大腰筋の足を上げる他にしている重要な仕事は、

骨盤が倒れないように安定させる

安定させることで股関節がぐらつかないようにしている=重心がぶれないように軸を作っている

のです。

 

この軸が作れていないので、

まっすぐ足を上げられておらず

片足に体重をかけた時に力抜けてしまう

のですね。

 

力を働かせるためには、うまく力が働くための安定性が必要なんです。

肩も一緒ですねー。

 

大腰筋が復活してくると、足の上げ方もスムーズになっておりました。

力の入りにくさは、

大腰筋は深部なので単純な筋膜との滑りの悪さなら緩みやすいのですが、ちとそれだけではなかなか、、の状況なのまだやらなければならないことが残っております。

 

大腰筋は硬くなるとかなり大変です。

ですので、日頃から硬くならないように動かすことをお勧めします!

何かのアクシデントで一気に負担がかかってしまった場合は、ご来院ください。なんとかしますので(`_´)ゞ

4.大腰筋メンテナンスはこちら

メンテナンスの方法は、こちらをクリックして下さいませ。

 

少し暖かくはなってきておりますが、まだ寒さはありますので、引き続きからだはこまめに動かして硬さを防いで下さいね!!

 

fumi

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