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こんにちは☺️
今回は、内転筋群について書いていきます🎵
1.施術中よく思うこと「あぁ、また内転筋が引っ込み思案している」と
こう言う捉え方について書くと、お客さまから話題を触れられることがあるのであまり書かないようにしているのですがw(言語でうまく説明できないw)
施術は基本的に、
「その日その方が思う集中して整えたい箇所」を中心に整えます。その人自身の思う身体に向かって時間の許す限りの中で可能な限り整えていく、という感じでしょうか。
ですが、
ご自身の身体を正確に認識するのは結構難しいことでもありまして。
ご自身が思う身体の状態と、身体そのものの状態が違う、場合もかなりあります。
実際の身体の状態と認識の違いと言う方が近いでしょうか。
ご本人が現状感じている感覚はお聞きしつつ、施術ではほんとうの身体の状態を把握する必要もあります。
病気でもないのに思いもしないことが身体に起こる、はこう言った背景も一つあると思います。
・・・よくわからない話っぽいですが、単に身体そのものを見ている、と言うのでしょうか、身体そのものが現していることを見ているだけです。
ご本人とは別に身体そのもののと「今こんな感じなのでこうなると負担がなくなる」などのやり取りをしている、とも言えます。
こう言った見方で私なりの感覚で見ると、
内転筋群に対しては、「引っ込み思案」だよなぁとよく思います。
股関節を外転させる筋肉に負けて、内転筋の上を走行する大腿四頭筋に隠れて本領を発揮出来ていない感じ。
2.内転筋群は6兄弟と+α
内転筋は、
恥骨筋・長内転筋・短内転筋・大内転筋・小内転筋・薄筋の6筋と、外閉鎖筋も合わせて内転筋群と称します。
6筋は似ていることと、サイズがそれぞれ異なるので兄弟な感じです。
恥骨筋は一番短いくが根本を支える実は縁の下の力持ちの末っ子。
短内転筋は恥骨筋と長内転筋の下に位置して隠れがちだけど二人を支える5男。
小内転筋は大内転筋から分離した筋肉でみんなの後ろを走行する陰から身守るタイプの4男。
長内転筋は大きさもある結構たくましい系の3男。
薄筋はヒョロっ子ですが一番長身の次男。
大内転筋は一番大きく幅も広いので頼りがいのある長男。
外閉鎖筋は恥骨筋と気が合う仲の良い近所の遊び友達。
3.内転筋群が引っ込み思案状態=筋肉バランスが崩れている状態
これらの兄弟達と近所の気の合うお友達が、座り生活が中心となり活躍の場が減ってしまうと、大腿四頭筋が大腿骨の動きをカバーし始めてしまうので、全員引っ込み思案が強まってしまうのです。
施術では、この引っ込み思案になっている内転筋群を「引っ張り出す」感じで解しながら剥がしながら復活させます。
残念なことに、引っ込み思案状態の内転筋は伸ばしただけでは復活しません。
特に、根本の恥骨筋は伸ばしてもびくともしません。
つまんで引き出すように剥がしながら解す必要があります。
また、内転筋群の力をカバーしていた大腿四頭筋、中臀筋、大腿筋膜張筋も一緒に解して緩める必要があるので
一度崩れた筋バランスを復活させるには、
一つ一つの筋肉が動けるように違いを離すように剥がしながら、その筋肉そのものの筋線維も解すことで復活してきます☺️
セルフではつまみなが上下に動かすように解すと動きが出ますよ🎶
(硬さが強いと、引っ込みすぎてor互いにくっつきすぎて、そもそもつまむことも難しいかもしれません💦)
内転筋は腹部インナーユニットと連動する筋肉の一つで、
負担のない姿勢をとる為にはとても重要な筋肉ですので、引っ込み思案になっている場合は使える状態にして下腹部や臀部と一緒に使う習慣をつけて行ってあげてくださいね✨
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