修復

修復:腕が上がらない・上げると肩外側が痛む

こんにちは😊

今回も引き続き肩関連です🙋‍♀️今回は、腕を外側に開いた時に感じる肩の痛みについてです。

このご相談、結構多いのです。新規のお客様でも、継続のお客様でも一定の割合で定期的にいらっしゃいます。

要因は幾つかあるのですが、その中でも多い要因を書いていきます。

1.動きの種類と痛む場所

腕を外側に開く動きは肩関節の動きです。

肩関節外転の動きです。

痛みが出るタイミングは、60度以上上げた時点で痛みが出ることが多いでしょうか。痛くてそれ以上上げられない場合、上げている間中常に痛い場合、120度以上上げてしまえば痛くない場合もあります。

 

こういった痛むタイミングの違いでも要因は異なってくるので同じ箇所の痛みであっても詳細に評価する必要があります。

今回の痛みは、肩の外側部です。

表層の痛みというよりは、深部、中の方の痛みを感じた時に今回の投稿内容が当てはまるかと思います。

状態にもよりけりなので断定はできませんが、表層の痛みであれば筋肉や筋膜要因表層の滑走性の悪さによる痛みである場合が多く、その場合骨の動きを妨げる状態までは至っていないことが多いです。一方、深部の中の方の痛みを感じている場合は軟部組織要因の痛みや筋肉要因であっても短縮やかなり柔軟性の低下した状態である場合が出てきます。この場合は骨の動きを妨げている場合が多いです。骨の動きを妨げている場合の痛みは、じんわり痛い、というより刺す様な強めの避けたいと感じる痛みの場合が多いですね。

 

2.主要要因①滑液包

肩関節には滑液包、と言って滑りを良くするための組織があります。今回関与する滑液包は二つ。

この滑液包が機能することで、筋肉が骨と骨の間でスムーズに収縮を繰り返すことができます。ですが、滑液包が何らかの要因で炎症が起きてしまったり、硬くなってしまったりすると筋肉がスムーズに収縮を繰り返すことができなくなります。要は、突っかかってしまう、のです。

密生化する、というのですが、画像の様に詰まってしまうので筋肉が伸び縮みするたびに引っかかってしまうのですね😅

これを肩峰下インピジメントと言います。

肩峰下インピジメント

棘上筋は、腕を上げる際に上腕骨頭が浮かない様に、上腕骨頭を肩甲骨側に引き込む働きがあります。その際に滑液包の密生化や炎症により引っかかってしまいます。引っかかる部分が丁度動きが制限される部分でもあり痛みが起こる部分でもあります。

腕を上げる際に終始引っ掛かりが起こるわけではないので、痛みが起こる部分も動きが制限される部分も一定の範囲内のみ、という現象が起こるのです。

 

3.主要要因②棘上筋

①では滑液包による滑走性不良でしたが、棘上筋そのものの働きの低下によっても制限や痛みは引き起こされます。

先ほども述べたように、棘上筋は腕を上げる際に上腕骨頭を肩甲骨側に引き寄せてくれます。引き寄せてくれることで、上腕骨頭が綺麗に弧を描き腕がスムーズに上がるのです。

 

棘上筋は肩甲骨の上端に付着している筋肉です。

肩甲骨をぐるっと囲むように走行している筋肉の一つ(回旋腱板の一つ)ですが、棘上筋は肩骨骨の間を縫って走行しているとも言える筋肉なのです。

【引用:機能解剖と運動療法p.29】

骨との隙間を走行しているので滑液包が存在しているのですが😊

棘上筋が硬い場合、棘上筋単体が問題というよりは、肩甲骨を上げ続けた状態を続けた為に柔軟性が低下する場合が多いです。動きを主導する筋肉ではなく、支えることをメインとする筋肉なので、他の筋肉の影響を受けやすいのですよね。

気づくと肩が上がっていることが多いな、と思われる方は棘上筋も要因の一つと考えると良いかと思います😊

 

4.その他

主要因というよりは、滑液包や棘上筋の制限により「一定期間腕を上げないことで硬くなりやすい筋肉」です。主要要因は勿論取り除く必要がありますが、同時にこれらの筋肉の状態も確認し硬くなって伸びにくくなっていたら解いてあげる必要があります。

今回の痛みに限らず、腕を上げることが日頃の生活で少ない場合もこれらの筋肉は硬く柔軟性が低下しますので柔軟性が失われていないか気をつけてくださいね✨

 

5.痛みがあっても動かして良いのか?

炎症はどんな炎症でも早くて数日、長くて1−2週間では治ります。負荷を与え続けていたら炎症が再発続けることはありますが、基本的に安静にしていれば自ずと治ります。ですので、痛みの起き始めは炎症による影響でも、時間が経っても痛みや制限が起きている場合は炎症が直接的要因ではなく炎症が起きたことによりその後残ってしまった事象が要因となっていきます。

よく聞くお話では、痛みが起き始めた頃と同様に「安静」を続けている、痛みを避けて動かさない状態を続けている場合です。その状態を続けたことによって回復していないのですが、痛みがあるから動かさない様にしていた、と思われがちなのですよね😅

炎症が起これば痛みは起こります。ですが、炎症が治ればそれ以降は修復過程における痛みに変わります。炎症の痛みと、修復過程で起こる痛みは同じ痛みのように思えても異なるので、しばらく安静を続けて強い痛みが治れば痛みはあっても動かしながら修復させていかなければならないのです。インピジメントの状態にもよるので無理やり動かせば良い訳ではないので一概に動かせば良い、とは言えませんが、動かさなすぎる方が多いことは言えます。

動かして良いか判断がつかなければご相談ください😊

また、どう動かしていけば良いかわからない、もう少し動かしやすくなれば動かせるのに、と思われる場合でもぜひご相談ください✨

動いていない組織を無痛で良い状態までもっていくことは正直難しいですが、現状を打開する方法はあります。この状態のままでこの先もいるのは嫌だ、できることなら頑張って改善したい、と思われる方はぜひお早めに行動を開始してみてくださいね♪

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